組み込み機器・ボード設計・開発実績

リアルタイム 動画検査装置

製品分類組み込み機器(検査装置)
業界産業機器
提供したサービス①基板設計サービス
提供したサービス②基板実装サービス
提供したサービス③FPGA設計・開発サービス
提供したサービス④筐体設計・製造サービス
提供したサービス⑤アプリケーション開発サービス

お客様の要望・課題

センサーモジュールからの画像データを取り込み、HDD保存後に演算や統計処理等を行う検査装置を開発した事例です。お客様にご要望をヒアリングした後、下記の仕様にて検討しました。

【ソフトウェア 仕様】
保存データ量1TB以上、画像整形(並び替え、不要画素の除去)、補正処理(FPN補正、白補正、点欠陥補正)、演算処理(フィルタ画像生成)、統計処理(平均、標準偏差、MAX/MIN値)、DLLによる追加処理可能、検査及び測定毎に新規フォルダ作成、生画像・補正画像を分けて保存可能、センサ用プリセットConfigデータを送信可能、繰返し測定可能

【ボード 仕様要望】
画像データ出力はCameralink(3Gbps以上)、入力はGPIO(SerDes)、制御入力/書き換え出力、UART通信

【PC 仕様要望)
LabVIEW、HDD:16TB以上、OS:Windows7 64bits、メモリ:32GB

当社の提案・サービス

リアルタイム 動画検査装置

当検査装置では、PXIレイド機能+LabVIEWによる高速保存(1ファイル1GB)を実現しています。また、C++、LabVIEWが並行で動作し、保存が終了したファイルから1枚分の画像を抜き取り要求処理を実行します。

細かな処理内容はGUIで指定しています。処理のひな型はC++より提供しています。C++にて、GUIで指定された内容で動作するように構成しています。

デシリアライザICにより、画像データをシリ/パラ変換し、CameraLinkへ出力しています。また、FPGAにより、画像データバッファリング、フォーマット変換及びクロック付替えを行い、UART通信の制御を行っています。

組み込みシステム・IoT機器開発.comを運営する山勝電子工業では組み込みボード・機器の受託設計からソフトウェア領域まで一貫対応しております。ハード・ソフトの両面に一貫対応してほしいなどのご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。

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